【ソウル聯合ニュース】韓国の完成車メーカー5社の9月販売台数が、前年同月並みに回復した。
 現代自動車、起亜自動車、韓国GM、ルノーサムスン、双竜自動車の国内販売台数は11万5811台で前年同月比6.6%減少したものの、海外販売は55万7507台で1.8%増加した。全体では67万3318台と、0.3%のプラスに転じた。
 8月の販売は低調だったが、9月は休暇期間が終わり賃金交渉も妥結するなど国内工場の生産が正常化し、海外工場の生産も好調だった。ただ、国内販売は依然として前年同月を下回っている。
. 現代自の国内販売台数は5万7559台で、49.7%のシェアを記録した。海外販売は31万4184台。計37万1743台となり、前年同月比より3.4%多い。
 起亜自は国内で3万9030台(シェア33.7%)、海外で17万5382台を販売し、合計は0.6%増の21万4412台となった。
 韓国GMは国内1万1181台(シェア9.7%)、海外5万4338台で、全体で0.03%減となる6万5519台だった。
 ルノーサムスンは国内4005台、海外7600台の合計1万1605万台で、51.5%も急減した。
 双竜自は国内4036台、海外6003台、合計は1万39台で5.6%増えた。
 国内で最も売れ行きの良かったモデルは現代自の中型セダン「ソナタ」(1万820台)、次いで同社の小型セダン「アバンテ」(1万303台)だった。
 5社の1~9月の販売台数は、国内が101万4026台(前年同期比7.8%減)、海外が495万6549台(8.3%増)、合計は597万575台(5.2%増)だった。

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