【ソウル聯合ニュース】韓国の軍事教育機関で学ぶ外国の軍人が、防衛産業協力とは関係のない国・地域に偏重しているとの指摘が出ている。
 国防部の資料によると、これまで韓国の軍教育機関で学んだ外国の軍人は、台湾81人、タイ74人、日本56人、フィリピン36人となっていることが4日までに分かった。
 このほかのアジア各国からの軍人を含めると、全体の61.3%がアジア地域の国家であることが分かった。
 5億ドル(約392億円)規模の掃海艇(機雷除去艦)の輸出に向け交渉中のインドの軍人は3人に過ぎなかった。2億ドル規模の基本訓練機(KT1)の輸出交渉が進むペルーは昨年の1人のみだった。
 これについて、防衛産業協力が必要な国家との人的交流が十分でないと指摘する声が出ている。

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