韓国知識経済部　来年度予算を経済活性化に注力

【ソウル聯合ニュース】韓国の知識経済部は世界的な景気低迷が続いていることから、韓国経済の活性化を狙って予算を集中的に投入するため来年度予算案を今年度よりも2．4%増の16兆3946億ウォン（約1兆1506億円）とした。3日、同部が明らかにした。
　これにより、貿易と外国人投資を支援する予算を過去最高水準の9553億ウォンに編成した。今年度の予算額6436億ウォンより約48%増加したことになる。
　地域産業支援に使われる広域地域発展特別会計は、今年度より9．2%増の1兆5119億ウォン。
　高速無線通信「LTE」よりも40倍早い無線通信環境の構築、文化体育観光部など六つの関係官庁で推進するネットワーク・プラットホーム開発などのプロジェクトに130億ウォンを新たに割り当てた。
　また同部は、来年も電力需給危機が続くものとみて、電力需要縮減支援金を今年度より275．5%増の2500億ウォンに編成した。