9月の消費者物価　前年同月比2．0%上昇＝韓国

【ソウル聯合ニュース】韓国統計庁が2日に発表した消費者物価動向によると、9月の物価は前年同月比2．0%上昇した。2か月連続で1%台を維持してきたが、再び2%台を記録した。
　前月比では0．7%上昇した。6、7月は前月比マイナスだったが、8月に0．4%の上昇を記録して9月はさらに上昇率が拡大した。
　農産物と石油を除くコア指数は前年同月比1．4%上がり、前月比では0．1%上昇した。食品とエネルギーを除く指数の上昇率は前年同月比1．4%上昇を記録した。生活物価指数は前年同月比1．7%、前月比では0．1%上昇した。
　品目別では生鮮食品が前年同月比で8．6%上昇、前月比では8．8%上昇した。台風の被害が大きく影響した。
　農畜水産物は前年同月比で3．1%上昇。前月比では5．2%上昇を記録し、2010年9月（9．0%上昇）以来の高水準となった。
　工業製品は前月比0．8%上昇にとどまったが、ガソリン（3．2%上昇）、軽油（3．4%上昇）などの上昇率は大きかった。サービスは前月比横ばいだったが、前年同月比では公共料金の上昇が目立った。