【ソウル聯合ニュース】韓国の電気製品大手2社、サムスン電子とLG電子の第3四半期の業績格差は前期よりもさらに広がる見込みだ。
 金融情報会社FnGuide(エフエヌガイド)によると、証券会社3社以上が推計したLG電子の第3四半期の売上高は12兆9044億ウォン(約9026億円)、営業利益は2501億ウォンだった。同期のサムスン電子の売上高はLG電子の3.99倍となる51兆5503億ウォン、営業利益は30.31倍の7兆5801億ウォンと予想した。
 両社の前四半期の売上規模が3.7倍、営業利益が19.27倍の差であることを考慮すると、業績格差は拡大することになる。
 LG電子は昨年の第3四半期に319億ウォンの営業損失を計上したが、今年はスマートフォン(多機能携帯電話)の競争力強化で黒字転換する見通しだ。ただ、液晶パネル(LCD)テレビの需要低迷から、マーケティング費用が増加し収益が悪化するとみられる。

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