【ソウル聯合ニュース】囲碁の趙治勲(チョ・チフン)25世本因坊(56)が27日、東京・千代田区の日本棋院で行われた第38期碁聖戦の予選A組で小松英樹九段に勝ち、公式戦通算1400勝を達成した。
 1400勝達成は日本囲碁界初。趙25世本因坊は2010年12月の第59期王座戦予選で林漢傑7段に勝利し通算1364勝を挙げ、林海峰名誉天元を抜き歴代最多の勝数を記録した。以後、自身の持つ記録を更新中だ。
 1968年5月に初勝利を挙げてから、1999年に1000勝、2008年に1300勝を達成した。
 1956年に釜山で生まれた趙25世本因坊は、1962年に日本に渡り木谷実九段に入門。1968年に11歳9か月でプロ試験に合格し、当時の最年少記録を打ち立てた。
 1983年に棋聖、名人、本因坊の三大タイトルを獲得し史上初の大三冠を達成。日本最多タイトル獲得(72回)、本因坊10連覇などの記録を打ち立てた。

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