サムスン電子の広報館(資料写真)=(聯合ニュース)
サムスン電子の広報館(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】サムスン電子が携帯電話の世界市場で不動の1位を維持した。
 香港の市場調査機関、カウンターポイントによると、サムスン電子の携帯電話は8月に世界シェア23%を獲得し、首位を維持した。
 カウンターポイントの関係者は、サムスン電子の首位キープの秘けつについて、価格帯別シェアが1位の製品を生産したためとの見方を示した。
 サムスン電子は、400ドル(約3万円)以上の高価格製品の市場でシェア35%を記録し、32%の米アップルを抑え1位を記録したほか、中価格製品の市場でもシェア24%を獲得し1位となった。
 アップルは、スマートフォン(多機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)」の売れ行きは良いものの、中価格・低価格製品がなく、シェアが下落した。
 サムスン電子は米国、中国、インド、ロシア、ブラジルの市場でもシェア首位を維持した。
 カウンターポイントは、iPhone5が発売された9月以降は高価格製品の競争が激しくなると予想し、中価格製品や低価格製品の市場も下半期(7~12月)に急速に拡大し、重要市場になるとの見通しを示した。
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