【ソウル聯合ニュース】韓国国土海洋部は27日、8月の港湾物流量が9947万トンで、前年同月比7.2%減少したと明らかにした。
 月間港湾物流量が減少したのは2009年10月以来、34か月ぶりのことだ。
 これは欧州債務危機による世界的な景気低迷と中国の経済成長が鈍化した余波で、輸出入物量が減少したためだ。
 港湾別では浦項港(慶尚北道)が26.6%、大山港(忠清南道)が19.3%それぞれ減少した。浦項港は鉄鋼最大手ポスコの原料輸入量減少で打撃を受け、大山港は石油化学製品の生産量減少の影響を受けた。
 品目別では、砂(21.9%減)、自動車(19.0%減)、セメント・有煙炭(それぞれ15.0%減)と大きく減少した。

Copyright 2012(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0