【ソウル聯合ニュース】李明博(イ・ミョンバク)大統領は27日、ソウル市内で開かれた「2012同伴成長週間記念式」に出席し、「これまで韓国社会は経済発展を目指し突き進んできたが、これからは(大企業と中小企業が)協力してこそ発展できる」と強調した。
 政界で話題にされる経済民主化については、「共生発展、同伴成長の概念を含んだものと理解している」と述べた。
 李大統領は昨年8月15日の光復節(日本による植民地支配からの解放日)記念式典での演説で、同伴成長の価値に無限競争の新自由主義を克服するための「温かい市場経済」を融合し、任期後半の国政運営の哲学として掲げた。
 李大統領は「同伴成長は100%法律だけでできるものではない。大企業の企業倫理や企業文化などが定着すれば同伴成長できる」と述べた。
 また、公正社会は結果を均等にしようというものではなく、機会を均等に分けることであり、「敗者も復活できる温かい社会をつくらなければならない」と主張した。
 最近の経済危機については、「どん底に落ちたらその後は間違いなく上向く」とし、「韓国が低成長時代に入ったといわれるが、そうは思わない」と述べえた。

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