【ソウル聯合ニュース】韓国上場企業の35.4%(219社)が社員数を1年前より削減し、削減された社員数は計1万346人と集計された。
 財閥系グループが雇用を増やしている一方で、200社以上が削減しているため、全体の雇用数は横ばいとなった。
 韓国取引所などは27日、金融を除く有価証券市場の上場企業618社の社員数が6月末現在で103万1222人となり、昨年末より1.16%増加したと明らかにした。昨年6月末比では2.90%増となった。
 上場企業の社員数が2010年6月末から2011年6月末に9.0%増加した点を踏まえると、増加率は1年で3分の1に低下したことになる。
 企業別では、LG電子の6月末現在の社員数が前年同月より615人減少した。食品大手のオットゥギは同574人、SKテレコムは同565人減少した。
 一方、10大グループ(系列企業70社)の6月末現在の社員数は55万4391人で、前年同月比3.19%増加した。それ以外の548社の雇用増加率は同0.96%にとどまった。
 6月末現在のサムスングループ(12社)の社員数は前年同月比2.99%(4851人)増加した。現代自動車グループは同3.11%(9489人)、SKグループは同5.15%(1795人)増加した。

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