【パリ聯合ニュース】スペインの有力日刊紙、エル・ムンド(電子版)が先ごろ、独島をめぐる韓日間の対立について、正当化できない日本の拡張主義によるものと批判したことが26日までに分かった。
 数か月前に尖閣諸島(中国名・釣魚島)をめぐる領土問題で中国と対立した日本政府が、独島の領有権問題で新しい対立の根源を見つけようとしていると指摘した。
 また、独島が韓国の領土である事実は17~19世紀の日本中央・地方政府の文書にも明示されているなど、歴史的にも明確な根拠を持っていると強調。日本政府が韓国領土である独島の領有権を主張し、新しい拡張主義を追求しながら対外関係で対立を招いている動機が何かを聞かざるを得ないと指摘した。
 同紙は、韓国政府が日本の新しい拡大主義に対抗して強く対応していると説明。大西洋と地中海をつなぐ要衝であるジブラルタルの領有権をめぐり、英国と対立するスペイン政府の姿勢とは対照的だとした。

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