【ソウル聯合ニュース】銀行から不正な金品を受け取ったとして政治資金規正法違反罪と特定犯罪加重処罰法上のあっせん収賄の罪に問われた李明博(イ・ミョンバク)大統領の実兄、李相得(イ・サンドゥク)元国会議員の初公判が24日、ソウル中央地裁で行われた。
 李被告は冒頭陳述で「何よりも、法廷に立つことが実に恥ずかしい。真相が明らかにされることを願う」と述べた。李被告の代理人は全ての罪を否認した。
 韓国大検察庁(最高検に相当)は、李被告が前回大統領選の直前の2007年10月に貯蓄銀行の会長から不法政治資金3億ウォン(現在のレートで約2100万円)を受け取ったとしている。また、2007年7月から昨年12月まで大手企業のコーロンから毎月250万~300万ウォンずつ計1億5750億ウォンを受け取ったとしている。

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