【ワシントン聯合ニュース】米国民は韓国、日本との関係で最も重要な課題に「北朝鮮の核兵器開発の阻止」を挙げた。
 米シンクタンク、シカゴ外交問題評議会(CCGA)が23日公表した報告書「新ミレニアムの外交政策」によると、5月25日~6月8日に18歳以上の成人1877人を対象に実施した世論調査で、回答者は北朝鮮をアジアの最大の脅威と認識していることが分かった。
 韓米関係で「北朝鮮の核阻止」の重要性に対する質問に、回答者の48%が「最も重要」と答えた。「やや重要」とした回答も27%に達した。「それほど重要ではない」(14%)、「全く重要ではない」(5%)とした回答は少数だった。
 あわせて日米関係でも北朝鮮の核阻止が「最も重要」と回答した割合は45%に達した。
 回答者の60%は在韓米軍の駐留に賛成し、反対(37%)を大幅に上回った。特に、在日米軍の駐留(賛成51%、反対46%)より友好的だった。
 また、北朝鮮が韓国を侵略した場合、米国がほかの同盟国とともに支援すべきだとする回答は64%に達し、これとは別途に米軍派遣の必要性を尋ねた質問に対しても41%が肯定的に答えた。
 韓米関係の全般的な評価では65%がパートナーと答えた。80%に達した日本よりは低いものの、48%の中国よりは高かった。

Copyright 2012(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0