ソウル市内の宝くじ売り場=(聯合ニュース)
ソウル市内の宝くじ売り場=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】企画財政部福券(宝くじ)委員会は19日、上半期の宝くじ販売額が1兆6204億ウォン(1138億円)となり、前年同期より17.7%増加したと明らかにした。
 景気の低迷で大金を手にする夢にかけた人が増えたためとみられる。
 販売額から当せん金と事業費を引いた収益金は6410億ウォンで、前年より13.1%増加した。当せん金は16.5%、事業費は22.0%それぞれ増えた。
 企画財政部関係者は、「2011年7月に販売開始した『年金宝くじ520』がヒットし、販売額が増えた」と説明。年金宝くじは1等が2人いるため、当せん金の支給額も増加したという。
 政府は宝くじ基金を活用し、法定配分事業に2256億ウォン、公益支援事業に4227億ウォンをそれぞれ支援した。
 「福券および福券基金法」により、基金の35%は法で決められた事業(法定配分事業)に使われる。65%は福券委員会が選定した社会的弱者のための公益事業に使われる。

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