【ソウル聯合ニュース】韓米自由貿易協定(FTA)が発効した3月15日から9月7日までの韓国から米国への輸出は前年同期比3.7%増の291億ドル(約2兆2811億円)、米国からの輸入は同7.0%減の212億ドルで、貿易収支は79億ドルの黒字となった。韓国関税庁が16日、明らかにした。
 輸出は、自動車部品、ゴム製品、石油・化学機械などFTAの恩恵を受けた品目が14.2%増加し、輸出増加をけん引した。FTAの恩恵を受けていない品目では、自動車、航空機・部品などが増加した半面、無線通信機器、半導体などは減少した。
 輸入は、オレンジ、クルミ、アーモンドなど食料品を中心としたFTAの恩恵を受けた品目が2.1%増加したが、石炭、合金鉄など恩恵がない品目は14.2%減少した。
 FTA輸出入活用率は、輸出が62.1%、輸入が56.8%でほかの国とのFTAに比べ高い水準を示した。


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