【東京聯合ニュース】独島問題などで韓日の対立が続く中、毎年秋に開かれる「韓日交流おまつり」が今年も東京とソウルでそれぞれ開催される。
 同イベントの実行委員会は14日、東京で記者会見を開き、29日~10月2日の4日間、東京・新大久保の新宿文化センターや大久保公園などで開催すると明らかにした。ソウルでは10月3日に総合展示場COEXで開かれる。
 日本側の実行委員長を務める日韓経済協会の佐々木幹夫会長は、現在両国間には多くの課題があるが、このような時だからこそ草の根交流を途切れさせてはならないと強調した。
 実行委関係者は、ボランティアに応募した人が昨年を上回る300人に達するなど、準備は円滑に進んでいると強調。右翼団体などからの妨害行為などは現在までに確認されていないとした上で、地域の警察と連携し万全の態勢を整えると話した。
 開催場所が昨年の六本木から新大久保になった理由については、より多くの人が参加できるようにするためと説明した。
 開催期間中は東日本大震災で被災した岩手県の郷土芸能「鬼剣舞」や福島県の「わらじまつり」のほか、韓国伝統舞踊の珍島ブクチュム、K-POPコンテストなど多彩なイベントが行われる。

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