北京市内で行われた韓国特派員との懇談会で朴長官は、韓中FTAで農業、水産業、畜産業などで短期的に被害が予想されるが、長期的に見ればこれらの産業でも巨大な中国市場をターゲットに競争力を育て活路を見いだす契機となり得ると述べた。
韓国経済の現状については、金融、外国為替、物価などは安定している一方、世界経済の低迷を受け経済活力が低下していると指摘。ただ、経済が急速に落ち込む「ハードランディング」や資金が一気に流出するようなことはないとの見方を示した。
経済活力の向上に向けては、民間企業が自由に活動できるよう、規制の緩和や労使関係の改善などが必要だと話した。
今回の韓中経済長官会議では中国に対し、公正取引や韓国の経済発展の経験を共有するプログラムを提案すると明らかにした。
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