【ソウル聯合ニュース】韓国製の自動車部品が日本市場で善戦し、今年は自動車部品分野の対日赤字も減っている。
 大韓貿易投資振興公社(KOTRA)は14日、1~7月に韓国製自動車部品の対日輸出は4億6100万ドル(約358億円)と、前年同期比29%増加したと明らかにした。
 日本からの自動車部品の輸入額は26%減の7億1200万ドルで、貿易収支は2億5100万ドルの赤字と集計された。しかし、昨年通年の赤字幅が約10億ドルだったのに比べると、今年はやや改善している。
 東日本大地震を機に、日本の完成車メーカーが部品調達・供給網の多様化に努めているためだ。韓国など海外製部品の調達を増やしている。
 KOTRAは韓国企業の対日輸出拡大を支援するため、この日、スズキの本社(静岡県浜松市)で自動車部品の展示商談会を開いた。スズキの審査を経て選ばれた韓国の中堅部品メーカー7社が参加したという。
 KOTRA関係者は「日本で韓国製自動車部品に対する関心が高まっている。部品調達にとどまらず、両国企業間の技術協力案も推進する計画」と話した。

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