データはOECDに加盟する主要22カ国を対象に各国で最も人気のある銘柄の値段を調べたもの。韓国は2500ウォン(173円)で最も安かった。
アイルランドが1万4975ウォン(1037円)で最も高く、英国、フランスは1万ウォン前後。ドイツ、オランダ、スウェーデン、ベルギーも8000ウォン台と高かった。日本はマイルドセブンが410円で、現在の為替レートなら韓国の2.5倍近い。
世界保健機関(WHO)の調査(2010年)でも、韓国は2500ウォンでOECD加盟34カ国のうち最も安いという結果が出た。
英経済誌エコノミストによる2010年のビッグマック価格統計を基に算出したところ、マクドナルドのビッグマックよりもたばこが安い国は韓国と日本だけだった。
一方、OECDの喫煙率統計(15歳以上対象、09年)によると、韓国の喫煙率は44.3%で、OECD34カ国のうちギリシャ(46.3%)に次いで2番目に高かった。
韓国の保健当局は高い喫煙率の原因が安い価格にあるとみて、たばこ価格の引き上げを求めている。
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