【ソウル聯合ニュース】大韓石油協会は6日、ガソリンや軽油など石油製品の1~8月の輸出額は前年同期比5.5%増の362億4000万ドル(約2兆8000億円)だったと明らかにした。半導体(324億ドル)や一般機械(320億ドル)、自動車(312億ドル)などを大きく上回り、韓国最大の輸出品目となっている。
 世界的な不況のあおりで輸出の不振が続くなか、石油製品だけが成長を続けており、このままいけば年間輸出額は540億ドルと過去最高記録を更新する見通しだ。
 石油製品の輸出額は2006年が204億ドル、2007年が240億ドル、2008年が376億ドルなどと増加を続けたが、2009年には世界的な金融危機で230億ドルに減少。2010年には315億ドルまで回復し、昨年は過去最高の516億ドルを記録した。
 品目別の輸出額順位も、2009年の9位から昨年は船舶に次いで2位に浮上した。

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