【済州聯合ニュース】世界各国の政府機関や非政府組織(NGO)などが一堂に会する第5回世界自然保護会議(WCC)が6日、韓国・済州島で開幕する。環境配慮型の会議にするため、組織委員会は運営、交通、宿泊施設までさまざまな工夫を凝らした。
 会場の済州国際コンベンションセンターは太陽光発電施設や節電型の乗降施設などを備えている。会議資料はタブレット型端末などで提供し、紙の使用を最小限に抑える方針だ。
 宿泊先と会場を行き来するシャトルバスは電気バスが、要人の車両はハイブリッド車(HV)と電気自動車(EV)が運行される。また会場の各所に自転車を配置し、誰もが手軽に利用できるようにした。
 会議期間中に発生する二酸化炭素(CO2)など温室効果ガスの排出をオフセット(相殺)するため、基金を集める。
 このほか、地元自治体の済州道は会議開催に合わせ、ガイドラインを策定。道内の宿泊施設や飲食店などに節電を呼びかけている。

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