統一部は5日、同日平壌から帰国した朴相権(パク・サングォン)平和自動車社長から、北朝鮮側が弔問団を派遣しないと報告を受けたと明らかにした。
朴社長は平壌訪問で弔問団の派遣を要請したが、北朝鮮はこれに「行けない」と答えたという。その理由について北朝鮮側は、現在の冷えこんだ南北関係に言及したと伝えられている。
文氏は1991年12月に北朝鮮を訪れ金日成(キム・イルソン)主席と会談するなど、20年余りにわたって北朝鮮と関係を深めてきたことから、北朝鮮が弔問団を派遣するのではないかという見方が出ていた。
弔問団派遣の代わりに、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の弔電を送ったのではないかとみられる。
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