7月の小売販売は耐久材、準耐久財、非耐久財の販売がともに増加し、前月より3.4%増加した。8月は前月の大幅上昇による反動などでやや伸びが鈍化すると予想した。
物価と賃金などの消費環境は改善しているが、景気に対する不確実性で消費心理が冷え込んでいる。
設備投資は機械類の輸入、設備投資調整に関する先行指標を根拠にやや鈍化すると予想した。建設投資は受注や建築許可面積などを踏まえて、改善する可能性があるとした。
8月の輸出が前年同月比6.2%減を記録したのは、船舶輸出が大幅に減少した上、自動車業界のストライキや台風などで自動車輸出の減少幅が拡大したためと分析される。
8月の経常収支は黒字基調が続くと予測した。
企画財政部はユーロ圏の危機で世界経済の成長鈍化懸念が拡大しており、内外の不確実性が続く状況だと指摘。経済状況を綿密に注視し、経済活力を高めるため政策対応を強化すると明らかにした。
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