出国する李大統領(資料写真)=(聯合ニュース)
出国する李大統領(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】李明博(イ・ミョンバク)大統領は7日、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議(8~9日)に出席するため、ロシアのウラジオストクを訪問する。その後、グリーンランド、ノルウェー、カザフスタンを歴訪する。
 APEC首脳会議では「成長のための統合、繁栄に向けた刷新」をテーマに、貿易・投資自由化および地域経済統合、安定的供給網の構築、革新的な成長促進などが主要議題として挙がる見通しだ。李大統領は議題別に、域内統合と成長に向けた実質的な貢献策を提示する計画だ。
 APEC首脳会議後は10日までの2日間、グリーンランドを訪れ、グリーン成長、資源開発、北極航路での協力策などを協議する。
 グリーンランドでは世界自然遺産のイルリサット・アイスフィヨルドを視察する予定で、視察を地球温暖化対策についての協議の参考にする考えだ。
 10日からはノルウェーを公式訪問し、ストルテンベルグ首相と首脳会談を行う。会談では▼経済・通商関係の拡大▼再生可能エネルギー▼資源開発の協力▼北極協力▼グリーン成長――などを協議する。
 その後、12日からカザフスタンを公式訪問する。3日間の滞在中、ナザルバエフ大統領と首脳会談を行い、国交正常化20周年を迎えた両国間の関係発展方向やエネルギー、資源協力などについて協議する。

Copyright 2012(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0