前四半期比の実質GNI増加率は昨年1~3月期0.0%、4~6月期0.7%、7~9月期0.6%、10~12月期1.0%と上昇傾向を示したが、今年1~3月期に0.2%に鈍化した。
実質GNI増加率が再び回復したのは、貿易条件が改善したため。ただ、4~6月期の名目GNIは需要不振で採算性が悪化し、前期比0.2%下落した。
4~6月期の実質国内総生産(GDP)は前期比0.3%成長した。前年同期比では2.3%成長した。
経済活動別では製造業が電子機器、石油石炭・化学製品が減り、前期比0.2%減少した。1~3月期の2.0%成長から「マイナス」に転じた。
建設業は建物建設の不振で前期比2.7%減を記録し、サービス業は金融保険、情報通信などの好調で0.5%増加した。
支出項目別では民間消費が0.4%増えた。
設備投資は半導体製造用の機械、通信装備などを中心に7.0%減少した。建設投資は0.4%減った。
国内総投資率は27.7%で前四半期より1.8ポイント下落したが、海外投資率は1.8ポイント上昇した3.4%となった。
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