【済州聯合ニュース】環境政策の方向とビジョンを模索する世界最大級の国際環境会議、世界自然保護会議(WCC)が6日に済州国際コンベンションセンターで開幕する。15日まで。
 WCCは国際自然保護連合(IUCN)が4年ごとに開催している会議で、北東アジアでは初開催となる。180カ国・地域から1100の政府機関・非政府組織(NGO)関係者ら約1万人が出席予定。フォーラムや特別会議、会員総会などを通じ、気候変動、食糧安保、開発、人間、生物多様性という五つのテーマを議論する。
 韓国政府が発議した非武装地帯(DMZ)保全戦略、地域海の生物多様性保全に向けた韓日中の共同プロジェクト推進、黄砂被害の軽減に向けた国際社会協力など16の議題も扱われる。
 会員総会ではIUCNの専門家グループが上程した176の議題をはじめ、IUCNの事業や政策について議論し、投票を経て決議文と勧告文を採択する。

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