【仁川聯合ニュース】日本の東京応化工業(TOK)とサムスン物産による合弁会社「TOK先端材料」が、仁川の松島国際都市に半導体および液晶パネル(LCD)生産用先端材料研究所と生産施設を建設する。
 仁川市と同社は5日、松島国際都市先端産業クラスター内に研究所と生産施設を新設するための協定を締結した。
 半導体用フォトレジスト分野で世界的に有名なTOKは、サムスン物産と共同出資し設立した同社に1億5000万ドル(約117億円)をかけ、関連施設を建設し来年下半期から製品を生産する予定だ。
 仁川市によると、TOKは昨年3月に起こった東日本大震災のときのように、自然災害で製品供給が中断する事態を避けるため、生産施設を韓国に設け、韓国内の主要取引先と20ナノクラス(1ナノは10億分の1メートル)工程以降の次世代製品を開発するため進出を決めたという。

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