上陸訓練を行う海兵隊(資料写真)=(聯合ニュース)
上陸訓練を行う海兵隊(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国軍が7日から予定している独島防衛訓練で、海兵隊による上陸訓練を取りやめたことと関連し、青瓦台(大統領府)の高官は4日、記者団に対し「李明博(イ・ミョンバク)大統領の独島訪問という最も強力な方法で(自国領を守る意志を)示したため、上陸訓練は必要ないと判断した」と説明した。また「独島防衛訓練は神聖な領土に対するいかなる侵奪も許さないという意志を示すもので、友邦国と戦争するためのものではない」と強調した。

 中止を決めた経緯については、李大統領が先月10日に独島を訪問して以降、海兵隊の上陸訓練をめぐり外交通商部や国防部でさまざまな議論があり、30日に青瓦台の外交安保調整会議で最終決定したと説明した。
 同高官はただ「独島防衛訓練を実施しなければ間違ったメッセージが伝わる恐れがある」とし、訓練そのものは今年も例年通り実施するとした。

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