【ドバイ聯合ニュース】国連は31日、非同盟諸国会議の首脳会議に出席するためイランを訪問した潘基文(パン・ギムン)事務総長が北朝鮮の金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長と会談したと明らかにした。
 国連のホームページによると、30日の会談で藩事務総長は韓国との関係改善が米朝関係の発展にも役立つとの認識を示した。
 また藩事務総長は北朝鮮の劣悪な人権状況を懸念していると伝えたほか、干ばつや水害で食糧難に見舞われた北朝鮮に対し200万ドル(1億5700万円)を提供したことに言及した。これに対して、金氏はお礼を述べたという。
 さらに藩事務総長は、北朝鮮が昨年、国連人道問題調整事務所(OCHA)局長の訪朝を受け入れたことについて謝意を示した。
 藩事務総長はエジプトのモルシ大統領ら各国の首脳らとも会談した。
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