【ベルリン聯合ニュース】世界最大級の家電見本市「IFA2012」がドイツ・ベルリンで31日に開幕する。
 IFAは米ラスベガスの「CES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)」、スペイン・バルセロナの「MWC(モバイル・ワールド・コングレス)」とともに、世界の三大家電見本市の一つとされる。
 今年は約50カ国・地域の1300社が参加し、6日間開催される。
 サムスン電子は参加企業のうち最大となる8628平方メートルの展示ブースを確保した。同社はIFA開幕を前に現地で、スマートフォン(多機能携帯電話)「ギャラクシーノート」の後続モデル「ギャラクシーノート2」や、ノートパソコンとタブレット型端末の機能を合わせた新製品4機種を初披露した。
 そのほか、次世代テレビとして注目される有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)テレビや75型スマートテレビ、3D(立体)ブルーレイ対応ホームシアターなど約200製品を出品する。
 LG電子は、厚さわずか4ミリの55型有機ELテレビや、先週韓国で発売した世界最大の84型超高解像度(UD)テレビ、立体音響技術を搭載したオーディオ機器など、多様なホームエンターテインメント製品を披露する。
 日本勢ではソニーが、タブレット型端末の新機種「エクスペリア・タブレットS」やタッチスクリーンを採用したハイブリッドパソコン「VAIO Duo 11」、高解像度の84型テレビ「ブラビア」などを出品する。
 開幕に先立ちサムスン電子の申宗均(シン・ジョンギュン)社長やLG電子の権喜遠(クォン・ヒウォン)社長、ソニーの平井一夫社長が現地でそれぞれ記者会見を開き、新製品をアピールした。

Copyright 2012(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0