【大邱聯合ニュース】韓国から日本、中国への眼鏡フレームの輸出が急増している。
 韓国眼鏡産業支援センターによると、1~7月の眼鏡フレームの輸出額は8224万ドル(約65億円)と、前年同期に比べ13.8%増加した。
 日本向け輸出が前年同期比78.2%増の2157万ドル、中国向けが50.8%増の696万ドルと集計された。いずれも昨年通年の輸出額(日本2203万ドル、中国778万ドル)に迫っている。
 支援センターは、韓国メーカーがこの数年、新素材を使った工程の開発に取り組んできた結果だと説明している。眼鏡フレームの世界トレンドは金属製からプラスチック製へと変化しており、韓国メーカーも軽くて弾力性があるポリアミド樹脂のTR90や、強度が強く荷重たわみ温度が高いポリエーテルイミド樹脂のウルテムなどの新素材でフレームを生産している。韓国製は日本の厳しい検証でも品質を認められているという。
 しかし、景気が低迷する米国と欧州向けの輸出は減少した。対米輸出は日本に次いで多い1071万ドルだったが、昨年に比べると7.8%少ない。英国とドイツ、フランス向け輸出も20~39%減少した。

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