【サンフランシスコ聯合ニュース】米アップルは27日、カリフォルニア州連邦地裁で行われた特許訴訟で同社の主張を全面的に認める陪審評決が出されたことを受け、サムスン電子のスマートフォン(多機能携帯電話)「ギャラクシーS2」を中心とした8機種の米国内での販売差し止めを求める仮処分を申請した。
 対象はスマートフォン「ギャラクシーS 4G」「ドロイド・チャージ」など。
 陪審員は評決でサムスン製品の28機種がアップルの特許を侵害したと判断したが、アップルはこのうち最新の機種について仮処分を申請したものとみられる。
 ただ、最新機種の「ギャラクシーS3」「ギャラクシーノート2」は除外されており、仮処分が決定してもサムスンの売り上げに大きな打撃とならないと予想される。
 訴訟を担当するルーシー・コー判事はアップルの申請について、来月20日の審理開催を決定した。

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