【ソウル聯合ニュース】植民地解放記念日の8月15日、ソウル市内の駐韓日本大使館前では、降りしきる雨の中、2000人の参加者が集まり、従軍慰安婦問題解決を求め毎週水曜日に行われる「水曜集会」が開かれた。
 この日の集会にフォーク歌手のキム・ヒョンソン氏の姿があった。故キム・グァンソク氏が歌い有名になった「二等兵の手紙」の作詞作曲者だ。彼は日本大使館前に設置された慰安婦を象徴する少女の像を素材にした歌「平和の少女像」を披露した。
 キム氏は、心ない日本人男性が少女の像にくいを縛り付ける事件が発生した後、少女の像にちなんだ歌がないことを知り、「1000回を超える慰安婦の集会が日常化したものと思われないよう音楽として残しておきたいと思った」と歌を作った趣旨を22日に説明した。
 キム氏は、1990年代から慰安婦問題に関する集会でたびたび公演を行ってきた。本格的に関心を持ち始めたのは、2008年と2009年に独島を訪問してからだ。独島と慰安婦問題は二つとも韓日関係に関わる問題で、自然に慰安婦問題にも関心を持つようになったという。
 まだ披露していない慰安婦問題に関する歌が他にも5、6曲ある。独島に関する歌も書いてきたため、アルバムを出す計画もあるという。

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