【東京聯合ニュース】日本の主要メディアが李明博(イ・ミョンバク)大統領の独島訪問後から同島を「島根県・竹島」と表記していることが22日、聯合ニュースの調べで分かった。独島が島根県にある日本の領土ということを強調する狙いがあるとみられる。
 ホームページなどを検索し確認した結果、NHKは李大統領が独島を訪問した10日から「島根県の竹島」との表現を使い始めた。
 同日は「島根県の竹島」と「竹島」が混在したが、11日からはほとんどの記事で「島根県の竹島」を使用している。「日本海の竹島」との表現もあった。7月31日までは「竹島」「日韓が領有権を主張している竹島」としていた。
 読売新聞、毎日新聞、東京新聞など主要メディアでも李大統領の独島訪問から「島根県・竹島」との表記が登場した。李大統領の独島訪問前は産経新聞だけが「島根県・竹島」と表記していた。
 島根県は1905年2月22日に独島を編入した。2005年3月には「竹島の日」(2月22日)を制定した。
 独島の表記を変えた理由が会社の方針によるものかどうかは確認できていない。NHK広報は「ニュースで使う表現は総合的に判断し、使用している。『島根県の竹島』を使用したのは今回が初めてではない」と説明している。

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