【ソウル聯合ニュース】集中豪雨と台風による北朝鮮の被害状況を把握するため、国連の調査団が31日に訪朝する。ロイター通信が伝えた。
 国連児童基金(ユニセフ)の東アジア太平洋地域事務所は30日、「われわれは国際機関が参加するチームを、被害の大きい北朝鮮の2地域に派遣することにした」と明かにした。
 北朝鮮の朝鮮中央通信は28日のニュースで、18日から24日にかけ発生した集中豪雨や台風の影響で、北朝鮮全域で88人が死亡、134人がけがをしたと伝えた。約5000棟の家屋が完全または部分倒壊し、6万2900人が家を失ったという。
 北朝鮮メディアのこうした迅速、具体的な報道は、海外からの支援を期待したものではないかとの分析もある。

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