【ソウル聯合ニュース】統一部は25日、国会外交通商統一委員会に提出した業務報告資料で、「北朝鮮は経済問題解決を強調しているが、経済難が続いている状況」と明らかにした。
 崔永林(チェ・ヨンリム)首相ら内閣を中心に経済成果を出そうとしているが、経済難が好転する兆しはみられないと説明した。
 政局と関連しては、崔竜海(チェ・リョンヘ)氏の軍総政治局長起用などを通じ、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の権力基盤強化を図っているとしたほか、改正した憲法に「核保有国」を明記するなど露骨に核保有意志を示していると評価した。
 一方、北朝鮮側に食糧借款の元利金延滞事実を通知し、元利金と延滞賠償金を支払うよう求めたが、現在まで何の反応も示していないことについては、「借款契約書に基づき、南北間で合意した通りに返済を促す」とした。 

Copyright 2012(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0