【サンフランシスコ聯合ニュース】サムスン電子が4~6月期の世界スマートフォン(多機能携帯電話)市場で首位を守った。ロイター通信が16日、業界アナリストに対する調査結果を基に伝えた。
 サムスン電子は四半期別シェアで米アップルと激しい競争を繰り広げてきたが、5月に発売した「ギャラクシーS3」がリードを決定的にしたようだ。アナリストらは、ギャラクシーシリーズに対する強い需要を追い風に挙げる一方で、次期バージョン発売だけに頼らず多様なポートフォリオを持つ点をサムスン電子の強みと分析した。
 サムスン電子が5000万台のスマートフォンを売り上げたのに対し、アップルの「iPhone(アイフォーン)」は3050万台と推定された。
 ただ、アップルが今秋発売すると予想される「iPhone5」により、シェアが変動する可能性もある。
 携帯電話全体でも、サムスン電子は1~3月期にフィンランドのノキアを抜きトップに立ったのに続き、4~6月も首位をキープしたもようだ。

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