市場調査会社アイサプライは4日、サムスン電子の今年1~3月期のDRAM売上高は25億3300万ドル(約2021億円)だったと明らかにした。シェアは41.1%で首位をキープした。2位はSKハイニックスで売上高15億1000万ドル、シェアは23.9%を記録した。
サムスン電子のシェアは昨年10~12月期(43.2%)より2.1ポイント、昨年1年間のシェアより1.1ポイント低下した。昨年下半期(7~12月)にシェアを大きく伸ばした反動とみられる。
SKハイニックスの1~3月期のシェアは昨年10~12月期より0.2ポイント拡大し、2四半期連続で過去最高を更新した。
1~3月期のサムスン電子とSKハイニックスのシェアの合計は65.0%で、日本のエルピーダメモリが12.4%、米マイクロン・テクノロジーが12.1%と続いた。会社更生手続き中のエルピーダをマイクロンが買収することが決定しており、半導体業界の競争はさらに激しくなる見通しだ。
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