【ソウル聯合ニュース】半導体のDRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー)市場でトップを維持しているサムスン電子のシェアが今年に入って小幅に低下した。一方、SKハイニックスは過去最高を更新し、シェア24%に迫る勢いだ。
 市場調査会社アイサプライは4日、サムスン電子の今年1~3月期のDRAM売上高は25億3300万ドル(約2021億円)だったと明らかにした。シェアは41.1%で首位をキープした。2位はSKハイニックスで売上高15億1000万ドル、シェアは23.9%を記録した。
 サムスン電子のシェアは昨年10~12月期(43.2%)より2.1ポイント、昨年1年間のシェアより1.1ポイント低下した。昨年下半期(7~12月)にシェアを大きく伸ばした反動とみられる。
 SKハイニックスの1~3月期のシェアは昨年10~12月期より0.2ポイント拡大し、2四半期連続で過去最高を更新した。
 1~3月期のサムスン電子とSKハイニックスのシェアの合計は65.0%で、日本のエルピーダメモリが12.4%、米マイクロン・テクノロジーが12.1%と続いた。会社更生手続き中のエルピーダをマイクロンが買収することが決定しており、半導体業界の競争はさらに激しくなる見通しだ。

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