【ソウル聯合ニュース】韓国関税庁が27日に発表した資料によると、2011年のコーヒー輸入額は2007年比210.7%増の7億1700万ドルとなった。コーヒー専門店の人気などが影響した。
 輸入量は同期間、9万1000トンから13万トンと43.8%増えた。1人当たりの年間コーヒー消費量は247杯から338杯となり、36.8%増加した。1人当たりの消費量は1杯を10グラムとし、輸入量を20歳以上の人口で割った数値。
 品目別では、コーヒーの原料の生豆が全体に占める割合が93.3%から88.0%に低下した。生豆を焙煎(ばいせん)したコーヒー豆は2.8%から4.7%に、インスタントコーヒーなど製品化されたコーヒーは3.9%から7.3%にそれぞれ増えた。
 生豆はベトナムからの輸入量が全体の33.3%を占め最も多く、次いでブラジル(20.0%)、コロンビア(14.8%)の順。コーヒー豆は米国(37.6%)、イタリア(15.5%)、ブラジル(10.4%)などから輸入が多かった。

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