韓豪首脳会談　資源・外交安保の協力拡大で一致

【リオデジャネイロ聯合ニュース】中南米歴訪中の李明博（イ・ミョンバク）大統領は20日（日本時間21日）、国連持続可能な開発会議（リオ＋20）に出席するため訪問したブラジル・リオデジャネイロでオーストラリアのギラード首相と会談し、両国間の実質的な協力策について協議した。
　両首脳はエネルギー・資源、気候変動・グリーン成長、外交・安保協力などの分野で両国間の協力関係を深め、発展させることで合意した。
　両国のガス・鉱物分野での協力が拡大を続けていることや、西オーストラリア州の開発と関連し、技術者の協力に向けた協議が進められていることを肯定的に評価した。外交・国防分野の政策協議を強化することでも一致した。
　このほか、北朝鮮が核放棄と改革・開放を通じ国民の生活の安定と人権改善という正しい道を選択するよう国際社会の強力かつ一貫したメッセージを伝えることが重要だとの認識を確認し、今後も緊密な協議を行うことにした。
　韓国の青瓦台（大統領府）は、今回の首脳会談が両国の友好協力関係をさらに強固にする契機になったと評価した。