【ソウル聯合ニュース】企業役員の多くは、過度な規制が企業家精神を損なっていると考えているようだ。
 韓国の全国経済人連合会(全経連)は18日、先ごろ大企業の最高経営責任者(CEO)と役員計55人、国民800人を対象に実施した調査の結果を明らかにした。
 それによると、CEOと役員の87%は過去の経済成長期に比べて企業家精神が衰えたと回答。そう判断した根拠としては、32.4%が大規模投資の不在を挙げた。原因については、企業活動を阻害する規制(37.3%)や反企業的な意識(30.1%)を挙げている。
 一方、国民の49%も企業家精神が衰えたと回答したが、その根拠としては市場開拓努力の不在(24.9%)などを指摘した。原因についても、国際競争の激化など市場環境の変化(28.6%)、企業活動を阻害する規制(23.4%)の順で多く、企業家とやや違いがみられた。
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