【ソウル聯合ニュース】自動車教習所の義務教習時間が25時間から8時間に短縮され、場内での技能試験が11項目から2項目に減るなど、運転免許試験が簡素化されて以降、免許取得者は急増した一方、新規取得者の交通事故発生率は大きく低下したことが分かった。
 行政安全部と警察庁は11日、試験が簡素化された昨年6月10日から今年5月末までに運転免許(1、2種)を取得した人は約132万人で、前年同期(約83万人)に比べ59%増加したと明らかにした。
 半面、新規取得者1万人当たりの事故件数は36.9件で、過去3年間の平均(58.2件)に比べ大幅に減少した。
 行政安全部はこれについて、複雑だが実際の運転にはあまり役立たない「T字」「S字」コースなどの場内試験が廃止され、受験者が相対的に路上試験に集中するようになり、走行能力が向上したためと説明している。

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