【北京聯合ニュース】韓国新聞放送編集人協会、日本新聞協会、中国記者協会が共催したセミナーが31日、中国・北京で開かれ、各国のメディア関係者約40人が「文化、ニューメディア、災害報道と3カ国メディアの協力」のテーマの下、意見を交わした。
 セミナーでは、日に日に影響力を強めているインターネットが韓日中の文化交流に大きな役割を果たしていると評価した。その一方で、ネットユーザー同士の感情的な争いの場になることがある点を懸念し、新聞や放送などのメディアが正しい情報を提供し、誤解を解消する役割を果たさなければならないという認識を共有した。
 韓国側の発表者を務めた京郷新聞の洪仁杓(ホン・インピョ)国際部長は「3カ国のネットユーザーは6億4000万人に上る。オンライン上の争いを防止するために3カ国のメディアが活発に情報交換し、事実を伝えるために努力しなければならない」と述べた。
 日本の毎日新聞の重里徹也論説委員は、インターネットが時には「もろ刃の剣」になることもあると指摘し、3カ国のメディアは引き続き世論をリードしていく役割を担っているとの見解を示した。
 同セミナーは2008年に韓国で第1回が開かれ、3カ国持ち回りで2年ごとに開かれている。

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