【ソウル聯合ニュース】統計庁が農家2800戸、漁家1144戸を調査した結果、昨年の農家の平均所得は3014万ウォン(約214万円)で、前年比6.1%減少した。一方、漁家の平均所得は3862万ウォンで同8.2%増加したことが分かった。
 統計庁が30日に公表した調査結果によると、農家の所得は2008年から2010年まで増加を続けたが、昨年は牛肉価格の下落、飼料の値上がりなどで減少に転じた。
 農業総収入は2645万ウォンで前年比2.8%減少した。一方、農業経営費は1770万ウォンで3.4%増加した。
 農業総収入に農業所得が占める割合を指す農業所得率は33.1%で、前年から4ポイント下落した。
 農家の所得から農業所得を除いた農業外所得の割合は拡大を続けている。昨年の農業所得の割合は29.0%だったが、兼業所得、賃金、資本収入など農業外所得の割合は43.0%に達した。
 農家の家計支出は2790万ウォンで前年比0.8%増加した。
 漁家の所得を見ると、漁業所得が2042万ウォンで前年比23.0%増加した。
 また、漁業総収入は前年比21.7%増の4587万ウォンと集計された。養殖収入が34.0%、漁労収入が11.2%、それぞれ増加したことが収入を押し上げた。漁業経営費は20.7%増の2544万ウォン。
 漁業総収入に漁業所得が占める割合を指す漁業所得率は44.5%で、前年比0.4ポイント上昇した。
 漁家の家計支出は2990万ウォンで前年比4.2%増加した。

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