【ソウル聯合ニュース】韓国文化体育観光部の崔光植(チェ・グァンシク)長官は6日、ソウルで児童書の出版関係者と昼食を兼ねた懇談会を行い、児童書の輸出支援政策を積極的に推進する考えを示した。
 今年のボローニャ国際児童図書賞のオペラプリマ部門で優秀賞を受賞した作家のイ・ヒョンジュ氏も出席した。韓国の絵本は同賞を2009年から4年連続で受賞している。
 児童書は韓国の図書の中でも輸出競争力が最も高い分野とされる。文化体育観光部によると、2009年からの3年間に著作権が海外へ輸出された図書は5173冊で、そのうち児童書が2518冊と全体の48.7%を占めた。
 韓国は1990年代後半までは海外の児童書を輸入してきたが、2000年代に入ると海外市場で注目を集めるようになった。
 崔長官は韓国の児童書が出版界の韓流ブームを生むけん引役となるよう期待した。

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