【東京聯合ニュース】4月11日の韓国総選挙(国会議員選挙)で初めて導入される在外国民による投票が28日から順次、107カ国・地域でスタートする。
 投票所が設置された東京・四谷の韓国文化院には午前中から、生まれて初めて投票するという70~80代の在日韓国人1、2世らが続々と訪れた。元BC級戦犯者らでつくる同進会の李鶴来(イ・ハクレ)会長は「われわれは長い間、祖国でも日本でも政治に参与できなかった」と話した。
 日本では各地の領事館など10か所に投票所が設置され、投票が行われている。日本に在住する不在者登録者は1万8628人となっている。
 また、中国・北京、ベトナム・ハノイ、タイ・バンコク、カザフスタン・アルマトイなどの投票所にも多くの有権者が訪れた。在外投票は来月2日まで行われる。

Copyright 2012(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0