【ソウル聯合ニュース】韓国と米国の自由貿易協定(FTA)が15日に発効されることを受け、韓国自動車市場で海外メーカーが攻勢を強めている。
 各メーカーはFTAにより関税が8%から4%に、排気量2000cc以上の車に課される消費税が10%から8%に引き下げられることを販売価格に反映させている。
 米大手3社は自動車の販売価格と部品価格を引き下げたほか、日本やドイツのメーカーも米国で生産した自動車の価格を下げている。
 フォード・モーターの韓国法人は14日、2012年型「フォード」と「リンカーン」の全車種の価格を最大で525万ウォン(約39万円)、部品価格の小売価格を平均で20%値下げすると発表した。
 ゼネラル・モーターズ(GM)は先月末、「キャデラック」全車種の価格を最大で400万ウォン引き下げた。クライスラーは2012年型車種の価格を2~3%値引きした。
 トヨタ自動車は1月に発売した2012年型「カムリ」を旧型より100万ウォン安い価格で販売することにした。
 BMWは米国製のスポーツ多目的車(SUV)の「X3」「X5」「X6」の価格を下げる。

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