【ニューヨーク聯合ニュース】韓国女性部の金錦来(キム・グムレ)長官は27日(日本時間28日)にニューヨークの国連本部で開幕した「女性の地位委員会」に韓国代表として出席し、韓国の進展した男女平等と強化された農村女性の権限を紹介し、女性の地位向上に向けた韓国政府の努力や成果、女性政策の推進方向について説明した。

 金長官は、韓国政府が農業後継者を選抜する際に女性農業者に20%の優先選抜権を与え、農業政策関連の委員会や協同組合の女性委員の割合を拡大し、農村女性の政策への参加を高めているほか、農村女性の起業支援を行っていると紹介した。

 農村女性に対する差別撤廃や農村女性のスキルアップは男女平等の実現、食糧不足、貧困、気候変動など地球レベルの危機に対処するための努力だと述べた。

 また、韓国政府が5年ごとに女性農漁業人育成基本計画を策定し、農漁村女性の経済力強化を目指しており、農村男性と結婚した外国人女性を支援する政策も進めていると説明した。

 金長官は28、29の両日、フィリピン、インドネシア、オーストラリア、中国、米国、国連の代表と面談し、協力策を模索する。

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