記念撮影を行うCSR視察団(提供写真)=27日、ソウル(聯合ニュース)
記念撮影を行うCSR視察団(提供写真)=27日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】ソニーの中鉢良治副会長が団長を務める日本のCSR(企業の社会的責任)視察団が27日、韓国企業の社会貢献活動を見学するため全国経済人連合会(全経連)を訪問した。
 企業のCSR活動を支援する公益社団法人、企業市民協議会(CBCC)が派遣した視察団には、オムロンや日本損害保険協会、味の素、トヨタ自動車、パナソニックなどの大企業から20人以上が参加した。
 全経連では同日、社員の知識や技能を生かしたボランティア活動や社会的企業の育成など、韓国企業と経済界が共同で行う社会貢献について紹介した。
 視察団は韓国企業が海外市場進出を進める中、活発な社会貢献活動を展開している点に大きな関心を寄せた。
 2010年の韓国企業の売上高に対する社会貢献への支出額の割合は0.24%で、米国(0.11%)、日本(0.09%)を大きく上回っている。
 全経連関係者は、「サムスン電子、ポスコなどが世界で最も持続可能な100社に選定されるなど、韓国企業の社会貢献活動が世界的に認められている」と説明する。
 視察団団長を務める中鉢副会長はこの日、「厳しい世界経済環境の中でも社会貢献活動を拡大している韓国企業への理解を深める機会になった」と話した。
 視察団は29日まで、サムスン電子や現代・起亜自動車グループ、ポスコなどを訪問する予定。

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