【ソウル聯合ニュース】低迷していた韓国製造業の体感景気が反転した。
 韓国銀行(中央銀行)が27日に発表した企業景気実査指数によると、2月の製造業の景況判断指数(BSI)は前月比2ポイント上昇の80となった。前月は78で、世界金融危機の余波が続いた2009年6月(77)以来の低水準だった。
 BSIは100を上回ると、景気を良いとみる企業が悪いとみる企業より多いことを意味し、100未満ならばその逆となる。
 大企業は前月比3ポイント上昇の87、中小企業は2ポイント上昇の77、輸出企業は6ポイント上昇の81。内需企業のみ1ポイント下落し79となった。
 韓銀関係者は、「内需企業が国内の景気低迷の影響を最も多く受けたようだ」と分析する。
 来月の製造業のBSI見通しは一斉に上昇し、前月比3ポイント上昇の84となった。
 一方、非製造業の2月のBSIは前月と同じ78で、来月の見通しは前月比1ポイント上昇の80だった。

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